【ひつじからのおねがい】 ・誹謗中傷等、心が悲しくなる言葉はお控えください🥲 みんな仲良く〜! ・まったり気ままに朗読しているので、気軽にコメントしてもらえるととても嬉しいです!🐑 【お借りした文章】http://hukumusume.com ❀⋆。˚⋆。˚⋆。˚⋆❀⋆。˚⋆。˚⋆。˚⋆❀⋆。˚⋆。˚⋆。˚⋆❀ 【本文】 両国(りょうごく)で、クマの見せ物をしているおじいさんがいました。 見せ物には、なによりお天気が第一です。 このところ、ずっとお天気続きなので、毎日が大入り満員(おおいりまんいん→お客でいっぱいの様子)です。 おじいさんはすっかり喜んで、自分も出入り口に現れると、 「さあ、クマだ、クマだ。 日本一の、大グマだ。 江戸では、初めてのおめみえ。 そーれ、よってらっしゃい、見てらっしゃい」 と、大声を張り上げて、お客を呼び込んでいました。 ところがこのおじいさん、突然の病気になって、あとは息をひきとるばかりです。 それなのに、店に出ると大声をあげて、 「クマだ、クマだ。日本一の大グマだー!」 と、怒鳴ってばかりです。 もうすぐ死ぬというのに、念仏(ねんぶつ)をとなえるどころではありません。 「ああ、こんな事では、後生(ごしょう→死んでから生まれ変わること)が悪かろう」 心配したおばあさんは、おじいさんに言いました。 「さあ、お前さん。もうすぐ、お迎えが来るんだよ、なむあみだぶつの一つぐらいは、唱えないと」 しかしおじいさんは、念仏を唱えるどころか、 「クマだ、クマだ。日本一の大グマだー!」 と、わめくばかり。 集まった身内の者たちも、口々に念仏を進めましたが、おじいさんは、 「クマだ、クマだ。日本一の大グマだー!」 の一点ばりです。 これを見た医者が、おばあさんや身内に言いました。 「どれ、このわたしが、おじいさんに念仏を言わせてみせましょう」 そして医者は、おじいさんの耳に口をよせて言いました。 「じいさん、明日は大雨だぞ」 するとおじいさんは、急に大人しくなって、 「ああ、なむあみだぶつ、なむあみだぶつ」 と、唱えたそうです。 おしまい #asmr #朗読 #storywakekinian #storytelling
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